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阿波藍の歴史と文化への
好奇心をひらく「藍の館」

阿波藍の歴史と文化への
好奇心をひらく「藍の館」

阿波藍の歴史と文化を紡ぐ藍の資料館である「藍の館」が2022年リニューアルされました。

藍の栽培・葉藍の加工に使用されていた実際の道具類、江戸時代から残る大藍商の屋敷、藍染の染料となる蒅(すくも)づくりの工程を再現した紙人形など
阿波藍にまつわる歴史や文化を知ることができます。

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大藍商であった奥村家の旧屋敷と奥村家文書が藍住町に寄付された平成元年にオープンした藍の館は県内外の観光客に人気を博してきました。
今回のリニューアルでは、歴史的資料がより見やすく、わかりやすく展示されています。

藍の歴史や、蒅(すくも)づくりのプロセスがひと目で分かる精巧に作られた紙人形のジオラマなど、以前からの展示に工夫が施されて、より学習しやすくまとめられています。

資料館

資料館

エントランスがある建物は資料館で
入口すぐは特別展示スペースになっており
藍で栄えたことで発展した地域の文化や歴史を発信しています

藍の館の各所に設置されたモニタでは丁寧に作られた藍の映像が流れており
どれも見応えたっぷり

良質の藍を育てた吉野川の雄大な景色や、1年間を通した、藍葉の育生、すくもづくりなどが
昔と変わらない製法で現在も行われていることを知ることができます

日本遺産 藍のふるさと 阿波

日本遺産 藍のふるさと 阿波

次の部屋は「藍のふるさと 阿波」の展示スペース。
徳島市・吉野川市・阿波市・美馬市・石井町・北島町・藍住町・板野町・上板町が共同で申請した「藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~」が令和元年5月、文化庁の「日本遺産」に認定されました。

この地域の文化芸能や現在も残る町並みなどで構成された文化財は藍の隆盛を発端とします。
各文化財の説明や、今も色鮮やかに残る古い藍染め生地などが飾られています。

資料館2階は藍の流通に関する資料、藍商の経営に関する資料、
奥村家調度品などを展示しています。

寝床

寝床

資料館を出て大門をくぐると、昔のままに残された奥村家住宅が中庭を囲んでいます。
主屋と3つの寝床(藍染料の加工場)を中心に13棟が建っています。

東と南の寝床は資料館になっており、藍づくりに使われた古い農具が並べられています。
数え切れないほどの種類の農具があり、藍づくりが手間をかけて作られていたことがわかります。

奥村家住宅

奥村家住宅

主屋は、1808年に建てられ、1827年に2階を継ぎ足す増築がされたそう。
明治20年には西座敷が建てられ、当時の贅を尽くした建材や調度品を間近で見ることができます。
藍商人はここで県外から蒅(すくも)を買取りに来たバイヤーを豪華な食事や宴会で精一杯のおもてなしをしました。

女中部屋や奉公人部屋などが隣接しており、
相当数の人間で奥村家を支えていたことがわかります。

藍染体験

藍染体験

東の寝床では、天然灰汁発酵建てによる本藍染を体験することができます。
ハンカチやバンダナなどをオリジナルデザインに染めることが出来ます。
指導員も常駐しており、染める前の絞り方や、染色液への漬け方などを
丁寧に説明してもらえます。

藍の館

藍の館

https://ainoyakata.jp/

板野郡藍住町徳命字前須西172
Tel:088-692-6317
入館料/大人300円、学生200円、小人150円
藍染体験料/ハンカチ1000円ほか
休業日/毎火曜日(祝日は開館)・12月29日~1月3日
営業時間/9時00分~17時00分