HIKE!TOKUSHIMA

 中津峰山

剣山連峰の最東部にそびえる中津峰山は、洞窟内で滝を裏側から見ることができる「星の岩屋」や、古刹・如意輪寺など、山内のあちこちに見所や眺望ポイントが満載。山頂に向かって四方から多くのトレイルがあるので、時間や体力に合わせて自由自在な組み合わせができる。

 中津峰山マップ

ルート1 星の岩屋周回

 中津峰山 ルート1 星の岩屋周回 高低図

中津峰山南側の中腹、星の岩屋の滝は、岩壁に穿たれた岩窟に入ると滝のカーテンの裏側が見えるため、裏見の滝と称される。周囲は静かで神秘的な空気が漂い、樹齢450年の楠の生木に彫り込まれた不動像や、二本の杉の巨木が守る本堂など美しくも不可思議なものが多く存在。弘法大師がこの岩窟に禍を起こす悪星を封じ込めたとの伝説が残る。麓の星谷公園から、歩き遍路用の山道とみかん畑と渓流沿いの舗装林道の2ルートで周回。どちらも歩きやすく美しい道で、短時間で充実のハイクを楽しめる。

 中津峰山 ルート1 星の岩屋周回 風景写真

ルート2 中津峰山頂経由、二ヶ寺巡り

 中津峰山 ルート2 中津峰山頂経由、二ヶ寺巡り 高低図

渓谷沿いの崖の上、53体もの石仏のピラミッド・仏陀石へは、星の岩屋から中津峰山頂へ向かう手前で道を少し逸れて200m程度。中津峰山頂には、石積みの防風塀が守る小さな天津神社が立つ。神社脇には手作りのテーブルやベンチが置かれた休憩所があり、勝浦川沿いの田園地帯や南方の山々、快晴ならば遠く紀伊水道までも眺めながら、食事や休憩を楽しめる。紅葉の名所の古刹・如意輪寺は山の東北側中腹にあり、杉木立に囲まれた静かな道を山頂から約2kmでたどり着く。

 中津峰山 ルート2 中津峰山頂経由、二ヶ寺巡り 風景写真

ルート3 金谷登山口~中津峰山周回

 中津峰山 ルート3 金谷登山口~中津峰山周回 高低図

阿波三峰の一つ、中津峰山北東側の2尾根「一風新道」と「いやしの道」による周回ルート。どちらの道も絶好の眺望ポイントが点在し、進むに従って道沿いの植生や景色が多彩に変化する。全体的に整備は良好、気持ちよく歩ける緩やかな箇所と険しい坂や軽い岩場がほどよくミックスし、歩き飽きない。距離が長く高低差があるため、それなりの体力は必要だが、山頂でのランチも合わせて1日たっぷり大満足の日帰りハイクには最適。

 中津峰山 ルート3 金谷登山口~中津峰山周回 風景写真

ルート4 徳円寺~中津峰山縦走

 中津峰山 ルート4 徳円寺~中津峰山縦走 高低図

山深く隠れた徳円寺には、嵯峨渓沿いの遊歩道を登る。渓谷は苔が覆う巨岩やその隙間から注ぎ出る無数の小滝がどこまでも続き、木漏れ日に緑に光る。徳円寺境内は、春は数百本のシャクナゲの名所、秋には錦模様の紅葉の名所。寺から少し登った杖立権現越から中津峰山頂までは、稜線上を縦走できる。平均標高600~750m、小刻みな上り下りはあるが概ね歩きやすい道で、両側に眺望良好な場所が点在する。縦走好きやスピードハイカーなど、しっかり歩きたい派向きのルート。

 中津峰山 ルート4 徳円寺~中津峰山縦走 風景写真

1Day Hike ツアー例

ツアー例1 中津峰山・お寺と滝を満喫ハイク

  1. 徳島駅前
    出発
    約21km
    40分
  2. 星谷公園
    約2km
    50分
  3. 星の岩屋
    (休憩30分)
    約2.7km
    110分
  4. 中津峰山
    (昼食40分)
    約1.8km
    60分
  5. 如意輪寺
    (散策20分後、乗車)
    約12km
    35分
  6. 八多五滝
    (散策70分、ツアー終了・乗車)
    約17km
    40分
  7. 徳島駅前
    到着

ツアー例2  中津峰山・眺望最高ハイク

  1. 徳島駅前
    出発
    約27.5km
    45分
  2. 金谷
    登山口
    約4.5km
    180分
  3. 一風新道経由
  4. 中津峰山
    (昼食40分)
    約2.7km
    70分
  5. 星の岩屋
    (休憩30分)
    約2km
    40分
  6. 星谷公園
    (ツアー終了・乗車)
    約21km
    40分
  7. 徳島駅前
    到着

tour options

八多五滝

中津峰の谷あい深く巨岩壁に囲まれた美しい渓谷に、御来光の滝、布引の滝など各々姿が異なる5つの主滝と、無数の小滝が連なる。
渓谷の荒々しい地形を生かした遊歩道は、岩登りや沢渡りが連続する、まさに秘境アドベンチャーで、間近に見る滝の迫力と美しさは、ただ圧巻。
滑りやすく足場の悪い場所も多いので、散策には体力と適切な山靴が必須。夏には水温も上がり、浅めの滝壺や渓流で心地よい水遊びも。

八多五滝